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グロスター VI : ミニ英和和英辞書
グロスター VI[ぐろすたーぶいあい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

グロス : [ぐろす]
 (n) (a) gross, (n) (a) gross
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

グロスター VI : ウィキペディア日本語版
グロスター VI[ぐろすたーぶいあい]

グロスター VI(Gloster VI)は1929年のシュナイダー・トロフィー・レースのためにイギリスのグロスターが製作した競技機である。
グロスターのシュナイダー・トロフィー・レースへの挑戦は1924年の複葉の水上機グロスター IIから始められ、1925年のレースではグロスター IIIは2位に入賞したが、1929年のレースでは複葉のグロスター IVはリタイヤした。グロスターのチーフ・デザイナー、ヘンリー・フォーランドはさらに複葉のグロスター Vの構想をすすめたが、競技機としたは複葉機は時代遅れであり、単葉の設計が採用された。
グロスター VIは張線支持の単葉機で、エンジンはスーパーチャージャーで過給された1,320 hpのネピア・ライオンが装着された。エンジン冷却は主翼の表面ラジエーターで行われた。
シリアル記号N249 と N250の2機が製作され、1929年8月25日と8月31日に初飛行した。速度性能は優れていたが、バンクした時の燃料の供給に問題のあることが判明した。低空を飛行する飛行レースにおいては危険な欠点であるので、1929年のレースへの参加は取りやめられた。(補給用のエンジンの輸送が間に合わなかったという説もある。)1929年のシュナイダー・トロフィー・レースがスーパーマリン S.6の勝利で終わると、9月10日からN249の飛行は再開され、ジョージ・ステインフォースの操縦で、1マイルのコースを4回飛行し、541.4Km/hの速度の世界記録を樹立したが、2日後オーガスタス・オーリーバーの操縦するスーパーマリン S.6によってすぐに更新されてしまった。1931年の最後のシュナイダー・トロフィー・レースには練習用の機体として用いられた。
== 要目 ==

* 乗員:1名
* 全長:8.2 m
* 全幅:7.93 m
* 全高:3.29 m
* 翼面積:9.8 m²
* 空虚重量:1,036 kg
* 全備重量:1,670 kg
* エンジン:4 × Supercharged Napier Lion VIID ,1320 hp
* 最大速度:556.3 km/h

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グロスター VI」の詳細全文を読む




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